InstallShield 2016 以降のために、ライセンス サーバーにマシンを接続する
InstallShield 2016
お客様の組織が InstallShield、InstallShield Collaboration、または Standalone Build の同時接続ライセンスをご購入された場合、お客様の環境で設定されている FlexNet Licensing Server によって、同時に実行可能な製品のインスタンス数が管理されます。これらの製品の 1 つを起動する各ユーザーは、ライセンス サーバーとの接続を確立して、必要なときにライセンスをチェックインまたはチェックアウトする必要があります。
ユーザーのマシンをライセンス サーバーに接続して InstallShield および InstallShield Collaboration のライセンスをチェックアウトおよびチェックインする
組織内で FlexNet Licensing Server が設定されたあと、InstallShield または InstallShield Collaboration をインストールしたマシン上で使用する FlexNet Licensing Server を識別します。
InstallShield または InstallShield Collaboration で FlexNet Licensing Server を識別するには、以下の手順に従います:
- 製品を起動します。製品が起動する前に、アクティベーション ウィザードが開きます。
- [製品がライセンス情報をライセンス サーバーから取得できるように構成する] オプションを選択してから、[次へ] ボタンをクリックします。製品が [ライセンス サーバーの指定] ダイアログを表示します。
- [サーバー] ボックスで、ライセンス サーバーの IP アドレスを入力するか、[参照] ボタンをクリックして、サーバーを参照します。
- お客様の環境で構成されている FlexNet Licensing Server がカスタム ポート番号を使用している場合は、[ポート] ボックスにそのポート番号を入力します。多くの場合、ポート番号は空白のままです。
- [テスト接続] ハイパーリンクをクリックします。
ウィザードがマシンをライセンス サーバーに接続して、マシンが製品のライセンスをチェックアウトおよびチェックインできるかどうかを検証します。
メモ: InstallShield 2009 または InstallShield 2008 用の同時接続ライセンスをチェックアウトしたマシン上で、InstallShield の新しい同時接続ライセンスを使用できるようにするには、以下のアップデートをダウンロードしてクライアント マシンにインストールする必要があります:
InstallShield 2008 および InstallShield 2009 同時接続ライセンスのアップデート
Standalone Build が搭載されているマシンをライセンス サーバーに接続して、Standalone Build ライセンスのチェックイン/チェックアウトを行う
Standalone Build をインストールする時、製品の同時接続ライセンスを管理する FlexNet Licensing Server を識別するためのプロンプトが表示されます。
Standalone Build をインストールして、組織の同時接続ライセンスを管理している FlexNet Licensing Server を識別するには、以下の手順に従います:
- Standalone Build インストールを起動します。
- [ライセンスの種類] ダイアログで [ネットワーク ライセンス] オプションを選択します。
- [ライセンス サーバーおよびポート] ダイアログで、ライセンス サーバーの名前または IP アドレスを入力します。お客様の環境で構成されている FlexNet Licensing Server がカスタム ポート番号を使用している場合は、そのポート番号を入力します。多くの場合、ポート番号は空白のままです。設定への入力が完了したら、[テスト接続] ボタン をクリックして、ビルド マシンが Standalone Build のライセンスをチェックアウトおよびチェックインできるかどうかを検証します。
- インストールの残りのダイアログを完了します。
インストールによって、ビルド マシン上に Standalone Build がインストールされます。インストールは、Server.ini という名前のファイルも作成します。このファイルは、Standalone Build Program Files フォルダーの System フォルダーにインストールされます:
Standalone Build Program Files フォルダー\System\server.ini
Server.ini ファイルには、次の行が含まれています:
[FlexNet Publisher Server]
Server=Port@ServerName
上の例で、Port はカスタム ポート番号が使用される場合のポート番号です。多くの場合、ポート番号は省略されます。ServerName は、FlexNet Licensing Server ソフトウェアが搭載されたマシンの名前です。
メモ: Standalone Build をビルド マシンにインストールするとき、ライセンス サーバー名とポート番号を指定しなくても、前述のディレクトリにある server.ini ファイルにこの情報を手作業で追加すれば、Standalone Build をインストールすることができます。Standalone Build は、この情報 (または専用のノードロック ライセンス ファイル) なしでは実行できません。